これだけ覚えておけば大丈夫!?NISAを活用する上での注意点

NISAは個人投資家であれば是非活用したい制度

テレビCMなどでよく聞くNISA。株取引において得た利益を一定額非課税としてくれる制度であるため、投資家にとって非常にメリットがある制度と言えます。1人あたり1口座までという制限はありますが、始め方も至って簡単です。しかし、その運用においては注意しておかなければならない点もあります。例えば、利益がどれだけ少額であろうと、非課税対象となるのは株式の購入金額120万円までと定められています。逆に言えば、120万円以内であれば、どれだけ利益が出ても1円の税金も納付する必要は無くなります。

NISAが適用された銘柄は損益通算できない

株取引においては、投資家を保護する観点から様々な税金の優遇措置がとられています。ある銘柄で出た利益を他の銘柄で出た損失に埋め合わせる形で減税することができる損益通算も、そうした措置の一つです。しかし、NISAが適用された銘柄は一般の株式と明確に区別されるため、この損益通算が行えません。また、株取引で出た損失は3年間にわたって繰り越して減税措置を受けられますが、NISAが適用された銘柄はこうした損失繰越にも利用することができなくなっています。

信用取引にも活用することができない

信用取引においては、現金だけでなく、証券なども担保とすることができる代用有価証券の制度が存在します。塩漬け株などを有効利用する際に非常に有用な制度ですが、上述の通りNISAが適用された銘柄は一般の株とは明確に峻別されることになるため、こうした代用有価証券としての利用も行うことができなくなっています。NISAは、個人投資家に大きなメリットをもたらしてくれる大変有用な制度です。一方で、一般の株式とは明確に区別されるようになるという点をしっかりと覚えておきましょう。

株式の信用取引の金利を定期的に確認することで、投資額や収益率を考慮しながら、順調に投資活動を進めることが可能となります。